企業が倒産するまでのよくあるパターンとは?
法人破産に悩んだら弁護士へ早めに相談を!
会社の資金繰りが悪い、苦しいことを一人で悩まないでください。専門の弁護士にお任せください。 初回無料でご相談いただけます。何を話せば良いか、誰に相談したら良いか分からない方もお電話を。
一人で悩まずに相談しませんか?
弁護士による
無料相談はこちら
お急ぎの方は無料通話
でご相談いただけます
経営が傾いた状態が続くと、そのまま倒産へと至る恐れがあります。企業が倒産するまでのパターンは大体同じです。自社の現状を把握するためにも、倒産までのパターンを確認しておきましょう。ここでは、企業が倒産するまでのよくあるパターンと、取るべき対策について詳しくご紹介します。
今回の記事で書かれている要点 (目次)
企業の倒産パターンを知っておくべき理由
会社が倒産する理由はさまざまですが、経営が傾き始めてから倒産するまでの流れはどの企業もほぼ同じです。現在の会社の状況から倒産のリスクを見極めて、必要な対策を立てましょう。また、企業の倒産パターンを知っておくことで、他社の倒産リスクも確認できます。
取引先が倒産したことで商品や部品の発注・受注が激減し、連鎖倒産するケースは少なくありません。取引先が倒産間近だとわかった場合には、早急に新たな取引先を見つける必要があります。
企業が倒産に至るまでのよくあるパターン
企業が倒産するのは、資金繰りが悪化して資金調達ができなったときです。企業が倒産に至るまでのよくあるパターンを各段階に分けて詳しくみていきましょう。
1.収益の悪化
収益が悪化する理由は、競争の激化、商材の陳腐化、サービスの質低下などです。コロナのような外的要因による一時的な収益悪化は、事態が収拾すれば再び回復する可能性があります。しかし、競合の増加、サービスの質低下などは、対策しなければ収益の悪化は止まりません。
まずは、収益が悪化した原因を突き止めることが先決です。また、収益を増やすだけではなく、支出を減らすことも視野に入れましょう。収益を増やしつつ支出を減らすことで、収益を早く回復できます。
2.財務の悪化
収益の悪化が続くと、やがて財務が悪化します。財務が悪化する理由は、赤字の定着化、資産の不良化、金利の負担の増加などです。財務が悪化した企業は、架空取引や融通手形、高利貸しの利用などに走りやすいため、注視しておきましょう。
3.資金繰りの悪化
財務の悪化が続くと、資金繰りが悪化します。債務超過になると、金融機関や取引先からの信用が低下して資金調達や事業の継続が難しくなります。この段階で対策を始めても、取引先や金融機関からの信用は回復できません。経営を立て直し、再び黒字で安定させることで、以前と同じような関係に戻るでしょう。
企業が倒産への道を進んでいるときに取るべき対策
企業が倒産への道を進んでいることに気づいたら、次のように対策を立てましょう。
収支の改善
収支が悪化したときは、速やかに収支の改善を目指しましょう。収支の改善方法は、展開している事業の数、性質などで異なります。複数の事業を展開している場合は、コア事業に注力して収益を増やしましょう。また、余裕があれば新事業を展開して、収益の柱を増やすのも1つの方法です。
販売方法に問題がある場合は、販売戦略の見直し、販売員のスキルアップなどに力を入れてみてください。また、収益を増やすための対策とあわせて、支出を減らすことにも挑戦しましょう。
支出を減らす方法には、正社員が行っていた業務の一部を非正規社員に振り替える、ツールの導入による業務効率化、従業員のスキルアップによる人員削減、リストラなどがあります。ただし、リストラは「人員整理の必要性」、「解雇回避努力義務の履行」、「解雇者選定の合理性」、「手続きの妥当性」の4つを満たした場合にのみ行えます。
財務の改善
財務の改善方法には、事業売却やさらなるリストラ、資本の増強などがあります。採算を取れていない事業、高い価値を有する事業などを売却することで、コスト削減と資本増強の両方のメリットを得られます。ただし、さらなるリストラは最小限に留めることが大切です。複数回にわたるリストラは、経営が傾いていることを内外に知らせることになるため、取引先からの信用低下に繋がります。また、不安を感じた従業員が退職してしまうリスクもあります。
キャッシュフローの改善
資金繰りが悪化したときは、キャッシュフローの改善を目指しましょう。返済計画のリスケや支払条件の緩和などを取引先や金融機関に求めてください。ただし、キャッシュフローを改善しても、収支が改善するとは限りません。
キャッシュフローが悪化した場合は、各種リスケに加えて、財務と収支の改善を目指す必要があります。
まとめ
企業が倒産するまでのパターンは大体同じです。経営が傾いていることをいち早く察知して、速やかに対策を立てましょう。関係各所へのリスケを依頼する際には、梅田パートナーズ法律事務所へご相談ください。再建計画の立案や関係各所との交渉のほか、やむを得ず倒産する際には、破産手続きもサポートできます。経営を立て直すために何をすべきか悩んでいる方も、お気軽にご相談ください。
法人破産に悩んだら弁護士へ早めに相談を!
会社の資金繰りが悪い、苦しいことを一人で悩まないでください。専門の弁護士にお任せください。 初回無料でご相談いただけます。何を話せば良いか、誰に相談したら良いか分からない方もお電話を。
この記事を監修した弁護士
弁護士 西村 雄大
梅田パートナーズ法律事務所
大阪弁護士会【登録番号 49195】
こちらのコラムもよく読まれています
弁護士ご紹介
西村 雄大
弁護士の西村 雄大と申します。これまで「弁護士」という職業は、一般的にどこか取っ付き難い職業として認知されていたのではないかと思います。
今はインターネットなどを通じて、ある程度の知識は誰でも取得できるようになりました。法律に関しても同じです。
このような時代だからこそ、弁護士に頼んでよかったと思っていただけるよう、プラスアルファの情報・一つ上のサービスを心掛けて対応します。
弊所代表弁護士の西村雄大が「法人破産」に関する書籍に著書(共著)として参加し出版しております。
経 歴
- 2010
- 京都大学 卒業
- 2012
- 神戸大学法科大学院 卒業
- 2012
- 司法研修所
- 2013
- 弁護士 登録
- 2014
- 中小企業診断士 登録
- 2014
- 梅田法律事務所 設立
- 2015
- 経営革新等支援機関 認定
- 2017
- 梅田パートナーズ法律事務所 改称
テレビ出演
・2024年 MBS 毎日放送様の「よんチャンTV」にて、「船井電機 突然の破産」についてコメント出演しました。
・2022年 MBS 毎日放送様の「よんチャンTV」にて、「スーパーマーケット ツジトミの倒産」についてコメント出演しました。
著書および論文名
- ・著書(共著):法人破産申立て実践マニュアル(野村剛司 編著/青林書院)
- ・法学セミナー平成26年10月号「倒産法の魅力と倒産法の学修」
- ・物流業界の未来を創る雑誌「物流新時代」にて「西村弁護士の法律相談室」を連載
事務所概要
- 住所
- 〒530-0047 大阪府大阪市北区西天満4-6-4 R-Ⅱビル2階
- 最寄駅
-
・京阪電鉄「北浜駅」「なにわ橋駅」より徒歩5分
・大阪メトロ「淀屋橋駅」より徒歩10分 - 電話番号
- 0120-074-013
(電話受付時間:土日祝日問わず 9:00~22:00) - 営業時間
- 平日:9:30~18:30
※土日祝日は事前にお電話いただくことで対応可能 - 備考
- ・全国どこでも対応可能
・問合せから24時間以内に弁護士が対応
・初回相談は無料でご相談可能
アクセスマップ
関連リンク
弁護士費用
法 人 | 法人代表者 | |
---|---|---|
着手金 |
55万円~ 着手金は分割払いも可能 (債権者数及び会社の規模によって変動します。詳しくはご連絡ください。) |
55万円~ 着手金は分割払いも可能 |
会社破産申立実費 |
25万円程度 ※大阪地方裁判所の場合 |
5万円程度 ※大阪地方裁判所の場合 |
成功報酬 | 無料 | 無料 |
内容によっては増減額することがございます。詳細は弁護士にお尋ねください。
一人で悩まずに相談しませんか?
お急ぎの方は無料通話
でご相談いただけます
無料相談はこちら24時間以内に
弁護士が直接対応