遺産相続に強い弁護士の条件|選び方のポイントを解説
遺産相続のサポートを弁護士に依頼したい場合は、適切な対応ができるかどうかを見極める必要があります。
弁護士には得意分野があり、すべての分野を高いレベルで対応できる人物はほとんどいません。
そこで今回は、遺産相続に強い弁護士の条件をテーマに、依頼先の選び方のポイントについて詳しく解説します。
遺産相続に強い弁護士を選ぶ必要性
遺産相続に強いわけではなくとも、遺産相続のサポートを依頼することは可能です。
しかし、遺産相続では関連する法律が多いうえに相続税の知識も必要で、さらには親族との交渉のスキルも求められます。
そのため、遺産相続の経験や知識がなく、依頼されてから学び直すことになる弁護士に依頼すると、すべての依頼に対応できない可能性があります。遺産相続はトラブルになりがちな分野のため、遺産相続に強い弁護士を選ぶことが重要です。
遺産相続に強い弁護士の条件・選び方のポイント
遺産相続に強い弁護士の条件を理解し、適切に選ぶことが大切です。次のポイントをチェックして依頼先を決めましょう。
遺産相続の実績が豊富
遺産相続を中心に業務を行っている、または多くの実績があるなど、遺産相続の知識と経験が豊富な弁護士を選びましょう。年間の依頼件数や弁護士の経験年数などを中心に、ホームページをチェックしてください。
また、ホームページからアクセスできるブログ・コラムのページに遺産相続の記事が多数投稿されているかどうかも重要なポイントです。
知識をアップデートしているか
遺産相続に限ったことではありませんが、法律は定期的に改定が加えられます。
例えば、税率や優遇措置の要件などが変更になっていることに気づかないまま手続きを進めると、依頼主が不利益を受ける恐れがあります。
遺産相続について常に最新の知識にアップデートしているか確認しましょう。
話しやすい雰囲気
弁護士の中には「素人は黙って私の指示どおりに動けばいい」などと横暴な態度をとる人物もいます。このような場合、依頼主は萎縮してしまって遺産相続に関する希望を伝えることができません。また、不明点や疑問点も質問できず、不安を抱えたまま進めることになるでしょう。
そのため、話しやすい雰囲気の弁護士かどうかは特に重視したいところです。
ヒアリングと説明が丁寧か
遺産相続の希望、現状などを丁寧にヒアリングしてくれるか確認しましょう。ヒアリングが雑だと希望が十分に伝わらず、予期せぬ方向へ進む恐れがあります。
経験豊富な弁護士は、少しのヒアリングで多くの内容を理解するものですが、そこに慢心が重なるとヒアリングが雑になります。
また、疑問点や不明点は積極的に質問し、丁寧に説明できるか確認しましょう。遺産相続の相続順位や代襲相続など一歩踏み込んだ内容を質問すれば、遺産相続の知識の深さについても同時に確認できます。
料金体系が明確に示されている
料金がホームページに記載されていなかったり、詳しい費用について質問してもはぐらかされたりする弁護士は信頼できないでしょう。
弁護士費用は着手金と報酬金で構成されており、それぞれがホームページに明記されていることが重要です。
弁護士費用は弁護士が自由に決めることができるため、相場よりも高額・低額の場合もあります。費用だけで依頼先を決めず、他の条件も総合的に見て選ぶことが大切です。
事務所のアクセスのしやすさ
電話やメール、オンライン会議ツールなどでも連絡は取ることができるため、県外の弁護士に依頼するケースも少なくありません。
しかし、直接話したいケースが想定される場合は、事務所が自宅や職場などから通いやすい位置にあることも依頼先選びのポイントです。
また、他の相続人の大多数が特定の地域に住んでおり、自分が別の地域に住んでいる場合は、他の相続人の地域を管轄する裁判所で遺産分割調停を提起します。ただし、当事者が合意のうえで別の地域の裁判所を利用することも可能です。
離れた地域の弁護士に依頼すると、調停期日ごとに出張手当と交通費がかかるうえに、弁護士とのスケジュール調整が難しくなる可能性があるため、費用や対応のスピード感などを考慮して依頼先を選びましょう。
他の業種との連携
遺産相続では、弁護士だけではなく司法書士や不動産業者などとの連携が必要になるケースがあります。
弁護士は、相続税計算や各種書類作成・申請の代行などが認められているため、他の業種との連携は必須ではありません。
しかし、依頼を受けてから連携先を探す場合は対応スピードが遅くなる可能性があるため、他業種との連携面に問題がないか事前に確認しておきましょう。
まとめ
遺産分割に強い弁護士を探す際は、実績やヒアリング・説明の丁寧さ、話しやすさなどを重視しましょう。
梅田パートナーズ法律事務所では、遺産相続の実績が豊富できめ細かなヒアリング・ご説明を重視しております。まずはお気軽にご相談ください。
0120-074-013
(電話受付時間:朝9時~夜10時 土日祝も相談可能!)
個人・企業にかかわらず、遺言、遺産分割、登記、財産調査、相続税対策、事業承継などあらゆる相続問題について最善策をご提案します。
(相談内容の対象) 遺産相続・遺留分・遺産分割・遺言書作成 手続き
親族間トラブルから終活のご相談まで、相続問題全般に幅広く対応します!
遺産相続の悩み、苦しいことを一人で悩まないでください。専門の弁護士にお任せください。 初回無料でご相談いただけます。何を話せば良いか、誰に相談したら良いか分からない方もお電話を。
STAFF
弁護士紹介
代表弁護士
西村 雄大Takahiro Nishimura
弁護士法人梅田パートナーズ法律事務所は、確かな実績を積む30代の若い弁護士2名と事務スタッフ数名が在籍しております。
相続・事業承継のご相談は長いおつきあいとなりますため、長く見届けることのできる私たちの「若さ」も強みとなっています。
個人・企業にかかわらず、遺言、遺産分割、登記、財産調査、相続税対策、事業承継などあらゆる相続問題について最善策をご提案します。
相続に欠かせない税理士や司法書士、弁理士との提携で、それぞれの専門家とチーム体制で取り組みます。
特に財産に会社株式のあるケースや経営権が絡む相続問題を得意としており、税金対策や経営についても多角的な視点を持って、何が一番いいのかを考え、相続計画と遺言書をつくる必要があります。
事業承継、企業法務、会社法の仕組みにも精通している当事務所だからこそ、安心しておまかせいただけます。
経 歴
2010 | 京都大学 卒業 |
---|---|
2012 | 神戸大学法科大学院 卒業 |
2012 | 司法研修所 |
2013 | 弁護士 登録 |
2014 | 中小企業診断士 登録 |
2014 | 梅田法律事務所 設立 |
2015 | 経営革新等支援機関 認定 |
2016 | 梅田パートナーズ法律事務所 改称 |
事務所概要
所属弁護士会 | 大阪弁護士会【登録番号 49195】 |
---|---|
住所 | 〒530-0047 大阪府大阪市北区西天満4-6-4 R-Ⅱビル2階 |
最寄駅 | 北浜(なにわ橋)駅 |
電話番号 | 0120-074-013 |
営業時間 | 平日 :09:00~22:00 土曜 :09:00~22:00 日曜 :09:00~22:00 祝祭日:09:00~22:00 |
営業時間・備考 | ・土日祝日は事前にお電話いただくことで対応可能 ・全国どこでも対応可能 |
所属団体 | ・大阪中小企業診断士協会 ・日本中小企業診断士協会 ・全国倒産処理弁護士ネットワーク ・大阪青年会議所 |
著書および論文名 | ・著書(共著):法人破産申立て実践マニュアル(野村剛司 編著/青林書院) ・法学セミナー平成26年10月号「倒産法の魅力と倒産法の学修」 ・物流業界の未来を創る雑誌「物流新時代」にて「西村弁護士の法律相談室」を連載 |
アクセスマップ
こちらのコラムもよく読まれています
電話受付時間 / 朝9時~夜10時 土日祝も相談可能!