自己破産すると官報に掲載され家族や近所にバレる!?
借金が収入を上回り返せる状況でない、債権者と交渉して任意整理を行ってみたものの結局借金返済の見通しが立たないなどといった場合、自己破産を検討する人は少なくありません。
自己破産は、全ての借金をなくしてくれるという大きなメリットがあります。しかし、その一方で住居や車などの個人の重要な資産となるものをはじめとした、換価可能なあらゆる財産を没収されてしまい、債務者はこれらを失うことになります。
また、ブラックリストに乗るため金融機関から借入れを行うことはほぼ不可能ですし、社会的な信用に傷がつくことは免れられません。さらにデメリットの一つに官報に掲載されてしまうというデメリットがあります。官報に掲載されてしまうということは、世間一般の人に自己破産したことがバレてしまうというということになります。
そのため、家族や近所にもバレてしまうのか。と悩まれる方は少なくありません。
確かに、官報には自己破産者の氏名・住所などが記載され、個人を特定できる情報が全て記載されてしまいます。しかし、皆さんは普段の生活で官報を読みますか。実は、官報は国の機関紙でありながら、それを読んでいる人は限られた職業の人であることが多いです。
そのため、家族や近所にそのような職業に従事している人がいなければ、自己破産もバレずに行うことができることが可能な場合もあり得なくはありません。ただ、財産を取られてしまう点でバレてしまう恐れはあります。
官報によって他人に自己破産がバレてしまうのかということに限っていうと、ご家族や近所の方に、金融機関・警備会社・信用情報機関・闇金業者・市役所の税担当などがいなければバレない可能性が高いです。
なぜならば、官報は上記に挙げた職種についている方以外が読むことはあまりないからです。
また、官報に乗ったとしてもインターネットで名前を検索して出てきたりする心配もありません。
電子版の官報もありますが、これは30日で掲載終了してしまうため、この点においても見つかりにくいといえます。
以上のように官報に載っただけではすぐに家族や近所に自己破産がバレてしまうわけではありません。そのため、自己破産を行う場合でもこれを心配しなくて良いケースもあります。しかし、自己破産を隠し通すのは近所の方はともかくとして、家族にはバレてしまう場合が多いです。そのため、自己破産を検討する際にはこのようなデメリットも考慮し、慎重な判断を行うことが必要です。
当事務所は、大阪市、東大阪市、堺市、神戸市、豊中市を中心に、全国の皆様からご相談を承っております。
会社破産・会社倒産でお悩みの方は、是非一度梅田パートナーズ法律事務所にご相談ください。
電話受付時間 / 土日祝日問わず 9:00~18:30
弁護士法人梅田パートナーズ法律事務所が提供する基礎知識
-
貸借対照表を用いた債...
■債務超過債務超過とは、会社の債務額が会社資産の額よりも多額になってしまい、債務が完済できなくなることをいいます。 ■賃借対照表賃借対照表とは、会社の資金の使い道を表にしたもののことをいいます。資金は負債の部と […]
-
民事再生法の適用|社...
「取引先に対して支払いができない」、「債務者の事業の継続に著しい支障をきたすことなく弁済期にある債務を弁済することができない」場合には、債務整理の手続きとして、民事再生を用いることが検討されます。 民事再生とは […]
-
新型コロナウイルスの...
新型コロナウイルスの影響で、倒産や廃業を行うケースが多くなってきております。しかし、実際に事業を継続するのか廃業を行うのかで判断が別れる経営者も少なくありません。新型コロナウイルスでの廃業を行うかどうかでのポイントとして […]
-
民事再生と会社更生の...
民事再生とは、会社の経営が難しくなり会社が債務超過の状態に陥ったときに、債権者の多数の同意を得て、裁判所の許可を受け、会社の債務を減免し、支払いを猶予し、会社の再建を図る法的続きをいいます。 会社更生とは、同様に債務超過 […]
-
事業再生のメリット
赤字や債務超過などで事業の経営が窮地に陥ってしまったという場合にとりうる手段は、大きく破産と事業再生の二つが考えられます。破産とは、債務や会社の財産などを全て清算し、事業を廃止する、いわば全てをゼロにする方法 […]
-
会社解散における清算...
会社の経営が上手くいかない場合、経営者が高齢で後継者がいない、見つからないため、継続が困難な場合、会社の解散という選択を検討することになります。 会社の解散は、会社の法人格の消滅を意味するため、重要な決定であり、株主総会 […]
よく検索されるキーワード
-
- 廃業 弁護士 相談 東大阪市
- 法人倒産 弁護士 相談 神戸市
- 事業再生 弁護士 相談 大阪市
- 廃業 弁護士 相談 大阪市
- 倒産問題 弁護士 相談 堺市
- 事業再生 弁護士 相談 神戸市
- 法人倒産 弁護士 相談 大阪市
- 倒産問題 弁護士 相談 神戸市
- 事業再生 弁護士 相談 東大阪市
- 会社清算 弁護士 相談 堺市
- 会社倒産 弁護士 相談 堺市
- 会社清算 弁護士 相談 東大阪市
- 事業倒産 弁護士 相談 東大阪市
- 廃業 弁護士 相談 堺市
- 会社破産 弁護士 相談 堺市
- 会社破産 弁護士 相談 神戸市
- 会社破産 弁護士 相談 東大阪市
- 法人倒産 弁護士 相談 東大阪市
- 法人倒産 弁護士 相談 豊中市
- 廃業 弁護士 相談 神戸市
弁護士紹介
代表弁護士
西村 雄大
HPにお越し頂きまして誠に有難うございます。
弁護士の西村 雄大と申します。これまで「弁護士」という職業は、一般的にどこか取っ付き難い職業として認知されていたのではないかと思います。
今はインターネットなどを通じて、ある程度の知識は誰でも取得できるようになりました。法律に関しても同じです。
このような時代だからこそ、弁護士に頼んでよかったと思っていただけるよう、プラスアルファの情報・一つ上のサービスを心掛けて対応します。
まずはお電話ください。
所属 | 大阪弁護士会 |
---|
事務所概要
事務所名 | 弁護士法人梅田パートナーズ法律事務所 |
---|---|
代表弁護士 | 西村 雄大〈 大阪弁護士会 登録番号 49195 〉 |
所在地 | 〒530-0047 大阪府大阪市北区西天満4-6-4 R-Ⅱビル2階 |
電話番号 | 050-3204-0093 |
FAX | 06-6450-6665 |
執務時間 | 土日祝日問わず 9:00~18:30〈 事前予約で時間外も対応 〉 |
相談料 | 初回法律相談無料 |
備考 | 倒産問題に経験豊富な法律事務所です。 |