自己破産すると家族にバレる？

自己破産とは、裁判所を介して、借金の免除を目的として、財産の清算をする手続きです。
自己破産をすると、その旨が氏名とともに官報に掲載されます。そのため、官報を見れば自己破産の事実がばれてしまうといえるでしょう。しかし、一般の人が官報をみることはあまりありません。そのため、官報の掲載を理由に家族にばれることはほとんどないでしょう。もっとも、家族が借金の連帯保証人になっている場合、本人が自己破産すると連帯保証人である家族が請求を受けます。そうすると、家族にも自己破産の事実を知られることになります。また、会社に自己破産の事実を知られることを不安に思う人も多くいます。債権者や依頼した弁護士から、会社に通知や連絡がされることはありません。したがって、基本的には会社に知られずに自己破産ができます。しかし、会社から借金している場合や、必要書類を会社に依頼する場合、会社が官報を常にチェックしている場合などは、自己破産の事実を知られてしまいます。

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